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今日の読書「さびしい宝石」パトリック・モディアノ

「さびしい宝石」パトリック・モディアノ

日本語で読んだモディアノの作品の中で、最も味わいのある作品だった。とは、言えまだまだ読んだ数がほんの数冊なので彼の作品の多くを占めるといわれている、「戦後の倦怠感」は、あまり感じることができなかった。世代が違うせいだろうか?国籍が違うせいだろうか?

しかし、主人公の若い女性の迷子になったような浮遊感を漂わせる道筋には共感できた。
パリ、東京、かけ離れた距離の街だが同じ都会だ。
友人も少なければ、孤独感を感じるのは同じだろうと思えた。夜のきらめくファーマシーの光が東京に置いてのコンビニに思えた。もちろん、コンビニとは、明らかに違うストーリーを持ち合わせているのは、作者の心に宿る背景の必然もあるだろうが、コンビニという無味乾燥なシステム、空間のせいかもしれない。実際は、働く人々の感情というものは、どこにでも存在するのだが。

彼女が最後に見つけたのは、つかの間の偶然の絆だろうか?それを繋ぎ止めて置けられるのかはもう読者の想像に任されている。信用、裏切り・・どちらが待っているともとれる。

「このさびしい宝石」は、彼女の過去か、未来か、それとも彼女自身か。どうとも取れるこの小説の背景は、私の頭の中では常に夜でそれも月明かりの下でのストーリーだった。
さびしい宝石さびしい宝石
(2004/03)
パトリック モディアノ

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この表紙カバー、アンリ・カルチィエ・ブレッソンの写真は見事に小説の一場面を繰り抜いている。・・誰が選んだのか?タイトルの訳がすばらしく内容をあらわしている。
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「東天の獅子」夢枕獏

「東天の獅子」夢枕獏

 大作だった。正直言って、読み疲れた。格闘物特有の格闘シーンに力が入って読みながら自身も格闘していたかのような・・そんな思いで読み終えた。
 1~4巻の物語だったが、ドキュメント要素も強く作者の思い入れの強さがにじみ出ていた気がする。いろいろな参考文献をあたったようで、あとがきにも思いが込められていた。1巻の文頭にあらわれていたシーンは、その後、姿を現すことなく4巻、終結していた。
 嘉納治五郎の話が丹念に描かれていて「こういう人物がこの時代にいた」と繰り返す作者の思いは、深く強く伝わってきた。なんと言っても、柔術から柔道にその存在を巧みに変えさせ「現代」にその消えかけた灯火であった1つの武道を生き延びさせた人々の中心人物である。そして、その彼を時代をともにし支え、学びあった人々。実に熱い男たちの物語だった。
東天の獅子〈第1巻〉天の巻・嘉納流柔術東天の獅子〈第1巻〉天の巻・嘉納流柔術
(2008/10)
夢枕 獏

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第4巻まで。胸躍る、維新後の武士の苦悩と革命の物語ともいえる、柔道のはじまりは、すごい!と世界に向かって叫びたい!


 この物語、本来登場するはずだった、コン・デ・コマこと前田光代、カルロス・グレイシーは、殆どでていない。前田光代は、幼い姿でほんの一瞬顔を出すが、つかの間のこと。
 作者は、今後、再びこの「天の巻」に続いて、「地の巻」を書くという。その時に、彼らの創成期、いわゆる異種格闘技の始まりの姿が見られると思うと心躍らずにはいられない。

今日の読書「ボルドーの義兄」多和田葉子

ボルドーの義兄/多和田葉子

 ドイツ国民になってしまわれた多和田さんの作品。私の読む中では、最新作でした。
この不思議な漢字を使った作品は、たまらなくときめく比喩の連続が文中のあちらこちらに散りばめられていた。その一見、場違いなような比喩は、必ず前文に係っていてもう一度読み返すとあっさりと「なるほど」とうなずける情景と言葉遊びがくりかえされているようだ。
 彼女の描く奇妙な世界は、時々、理解できないほど飛躍に飛んでいて地に足を付ける前に浮き上がる大きな風船のようだ。私たちは、その飛躍の空間を「それを知りたい」という感覚で飲み込みたいという欲望を心に湧き起こす。
 登場人物は概して外国人と日本人とのやりとりで、この本に出てくる主人公たちもそうだが、そのちぐはぐを全くの混乱を無視して楽しめる。ドイツの幻想小説のように感じるのはわたしだけだろうか。

 いつだってあらゆる言語は、こういった好奇心をむき出しにさせた「遊び」に連なることができる。日本の短歌、俳句もそうだ。ヨーロッパの言語も互いに同じ親でつながっていて国境を越えた時代を見せてくれるということが彼女の小説のなかでその描くストーリー以上に際立って面白く思うのは、申し訳ないのかもしれないが、ともかくこれらの言語のきらめきが愉快に思えていつも好奇心の素になるのは、本当だから・・。
ボルドーの義兄ボルドーの義兄
(2009/03/04)
多和田 葉子

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彼女の言語への探求がストーリーに絡まって・・次第に混乱が恍惚に結びつくのが快感?

今日のヨガ「平伏のポーズ」

今日のヨガ「平伏のポーズ」

最近、頭痛がひどく薬ばかり飲んでいた。そうしたら次に胃がやられて今度は、口内炎がひどくなった。
困り果てた私は、どうして頭痛がひどいのか考えてみた。
1、眼精疲労 2、肩こり 3、極度の緊張 4、便秘  etc..
このような症状をヨガで改善してみようと試みた。
まず、足裏マッサージから入り、緊張をほぐすためにアロマの香りをマグカップから吸入する。
そして、背中全体を伸ばすように正座から「平伏のポーズ」を行ってみた。じわじわと肩甲骨のまわりがほぐされていくのが感じられる。頭も床につくようにのめり込ませると首筋もほぐれてくる。
呼吸をゆっくり保ちながら更に腕を伸ばすと脇に近い筋肉が日頃使われていないことを痛みで感じることができる。
ここで、私は更にその腕の伸びに着目してお侍さんの「へへ~」の姿勢に近づくように腕を曲げ、胸に近づけて土下座のような姿勢にしてみた。ひじの周りから軽く痺れが伝わってきて脇の裏までよく伸びた。
こんなポーズもできるんだ!と新たな発見をして少しこのポーズで体、とくに背骨を下げ背面全体を床につけるように伸ばしてゆったりと寛いだ。(もちろん、これだけで、頭痛が治まるほど甘くはないが・・・。)
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(2009/04/10)
森川 那智子

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イラストがいまいち・・だけど、CD付でわかりやすくも詳しい内容です!!

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(2009/04/10)
森川 那智子

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同じ本の「夜編」。朝が苦手な方は、こちらがオススメかも?

今日の読書「百合蔡」桃谷方子 

今日の読書「百合祭」桃谷方子

 老人たちが主人公の小説は、殆ど読んだことがないので興味津々で読み始めた。加えて、恋愛小説なのだ。これは、本当に失礼な話だが老人=性というイメージが全く持てないでいたので随分意外な気がしていた。読み進むにしたがい彼女たちの姿が老女ではなくもっと自分たちと同じように喜怒哀楽に満ちた感情を異性に対して持つ同じ「女」というカテゴリーにある女性という生物学的に同じ性愛感情を持つ人たちだと分かってきて自分の祖母のことや母のことを思い浮かべ不思議なそして多少怖い気分に襲われた。死ぬまで女、言葉にすれば美しいが実際は醜悪な部分も見え隠れする。年を重ねた女は、知恵もありその分、狡さも人一倍で自分がいつも接している「おばあちゃん」のイメージとはかけ離れている。
 しかし、男性はどうだろう。幾つになってもこの三好さんのように勝手気ままな理論をふりかざして、二十歳の青年と違わないように振る舞うのだろうかと思った。これが、永遠に続くのだから何と不公平なことか。先日、TVで矢野顕子さんが社会における男女の不公平について語っていたが、彼女はそれは不変だろう、と言っていた。自分の心持ちが大事ではないかとあくまでも飄々とした態度で語っていた。ともかく、この小説は、私の中でめずらしい位置にある小説となった。美も醜も紙一重。そんな感じは理解できるようでもあり、案外悪くないような奇妙な安心感が沸き起こった。
百合祭 (講談社文庫)百合祭 (講談社文庫)
(2003/02)
桃谷 方子

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初めて読んだ作家さんでしたが、他の作品も読みたいと思いました!
ちょっと、意地悪な視点が生々しい・・。多作の方ではないようなので、じわじわと読みたいです。



今日のヨガ「鋤のポーズ」

今日のヨガ「鋤のポーズ」

このポーズは、私が最も好きでかつ、最も家で行うことの多いポーズ。
初め、先生に教えられた時には、どんな効果があるのかとか、そんなことはまるで気にもせずに
行っていたのですが・・・
最近、やっぱり気になってちょこちょこといろんな本を買っては調べています。

最近、読んだ「ハタ・ヨーガ完全版」という本には、
・・ハラ(hara)とは、農耕具の鋤のことからこの名が付けられている、と書いてありました。
このポーズは、いわゆる「逆転系統の行法」というもので、「自己の観察」が課題のポーズ。(だそうです)。
他の本には、「心身の安定」に効くと書かれていましたが。
 ともかく、私にとってとても心地の良いポーズなのでこれからも日々続けていけたらな~と思っています。
ハタ・ヨーガ完全版ハタ・ヨーガ完全版
(2009/06)
成瀬 雅春

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なんでも、2001年に全インド密教協会から「ヨーガ行者の王」の称号を授与されたとか・・。100のポーズが掲載されていてこの一冊でいろんなポーズがわかります。ちなみにインド名も・・。一見の価値あり。

いのちのヨーガいのちのヨーガ
(2007/08)
望月 勇

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気になっています。

いのちの力―気とヨーガの教えいのちの力―気とヨーガの教え
(2004/11)
望月 勇

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本屋で立ち読みしました・・興味深く、わかりやすい。・・しかし、作者の情報があまりないので、保留です。

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テンプレート変えました!

気分転換に衣替えをしました。

読書以外にもいろいろな自分を日記に書けたらいいな~という感じです。
これからブログもよろしくお願いします。

読書中~
クラクラ日記 (ちくま文庫)クラクラ日記 (ちくま文庫)
(1989/12)
坂口 三千代

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ただいま、読書中です!!
坂口安吾って、こんな人だったの?・・以上に作者の人柄が彼との相性、作品の秘密だったのでは???

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今日の読書「夢見通りの人々」宮本輝

今日の読書「夢見通りの人々」宮本輝

この本は、友人から借りた本だ。その友人が好きな本だと言っていたので以前から読みたかった。
オムニバス形式の長編で一応全編を通しての主人公らしき「春太」という青年がいるものの、各章ごとにそれぞれ主人公が変わっていき、その架空の「夢見通り」という寂れた商店街のなかをさも存在するかのように表していく。

私は、春太の恋、竜一の恋、そして始まるかどうかわからない春太と竜一の友情に心を傾けたが、読む人それぞれがどの章に登場する誰に心を肩入れするかはわからない。
それが、こういったつながりのあるオムニバス小説の妙だと思いもする。

夕食の帰りに自宅の近くのやはりこれもまた寂れた商店街を通った。その時、この物語のことを思わずにはいられなかった。

作者の与えた、幸も不幸も決断させなかったこの小説は「あとがき」にあるように決して甘くないかも知れない。でも、世の中のあらゆる事情を含んでいるようで決して後味は悪くないと思った。

あと、全く個人的な感想になるが田辺聖子の近年再版された3部作を思い出した。
夢見通りの人々 (新潮文庫)夢見通りの人々 (新潮文庫)
(1989/04)
宮本 輝

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何てことないような情景があとに残るような小説です。登場人物の顔が自然に浮かんでくるような、来ないような?映画化されないのかな?

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今日の読書「アロマビューティー」マギー・ティスランド

2週間で美しくなるアロマビューティー2週間で美しくなるアロマビューティー
(1995/11)
マギー・ティスランド

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懇切丁寧に書かれたアロマオイルのブレンドの仕方と個人の悩みにあわせての使い方が初心者にもわかりやすい!続けると、皺やセルライトの悩みもきえるかも??
今日の読書「アロマビューティー」マギー・ティスランド

先日、友人と最近、アロマオイル使ってないしディフィューザーでも買いたいな、と思いニールズヤードを覗いてみた。結局、何も買わず、ちょっとしたチラシの数々を貰ってきただけだったが・・。
ふと、気になったのは以前は店舗にアロマ関係の本がいろいろと並んでいたのだが、先日店内を見回した限りでは、「ニールズヤード」出版の各種マッサージ本が殆どだった、ということだ。
店内に余裕のなくなったこともあるかも知れないが、少々さみしかった。

ところで、このマギー・ティスランドの本は、随分と前にニールズヤードの他店で購入したもののひとつだ。
「2週間で美しくなる」と書かれたこの本は、実際は、まず、「2週間やってみて下さい」ということで、それでずいぶんとアロマオイルの知識、リンパの流れのこと、そういった仕組みが理解できるという本である。
もちろん、ビューティーとうたっているから内容は美容中心になっているが、障害、原因、解決法と進む本書の書き方は明快で要所に図解してあるのでわかりやすい。 初心者にもオイルの選び方が的確に示されているのでわかりやすい本だと思った。
本棚の整理によって埋もれていたこれらの本を見つけ、また新たに実践しようと思っている。
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今日の読書「私の遺言」佐藤愛子

今日の読書「私の遺言」/佐藤 愛子

 この本は、ちょっとやそっとの体験談ではなく作者の今まで生きてきた人生を覆すようなまさに
「一代記」の話だ(とは言え、まだ終わってはいなのだが)。話といっても、むろんエッセイなので実話である。
 楽しい話ではないのに、どこか時折、頬がゆるむような感覚が訪れる様々な逸話の数々は彼女の人柄ゆえだろうか?語られる話は、信じられないような荒唐無稽な一瞬信じがたいような逸話ばかりで、しかもそれが何年も続くというのだから、当人、家族には堪らない苦痛に満ちた日々だろうと考えられる。それも、この手の霊がかった話は信じられない人には、受け入れる段階からして大変な事柄だっただろうと思うのだ。しかし、作者はそれをいろいろな手段を用いて(除霊・前世供養など)当時のその類の人物たちと交流しながら、苦しみつつも怖ろしい体験を踏まえて信じるしかなくなっていく、というか受け入れるべくして受け入れていくしかなくなっていく。
 この本を読んで思うことは、人生「本当に何が起こるかわからない」ということ、そして、人には先祖があり、前世の負いを償うべきつつ生きているのだということだ。日頃、人々が何も感じず関心も持たず生きている背景にこのように強い運命を持ち越している人が存在していたことを知って、自分も自らを「振り返る」思いで、少し、前世や御先祖様のあり方を知りたいと思うようになった。
私の遺言 (新潮文庫)私の遺言 (新潮文庫)
(2005/09)
佐藤 愛子

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実は、彼女の作品は初めて!今回はエッセイの内容に関心を持ち読んだけど、軽妙な語り口が良かったので今後、小説も読んでみたいです。
霊世界に疑問を抱いている人にぜひ、読んでほしい本です。

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今日の読書「1Q84」 村上春樹

「1Q84」 村上春樹

実は、以前ノーベル賞か?と話題になった「海辺のカフカ」を私はまだ、読んでいない。
今回の小説は、そういう訳で自分の中では、「ねじまき鳥クロニクル」以来の長編となった。
彼の小説は、一冊のなかに含むところが多くて読みながら様々な情報をたくわえることになる。
そこが好き嫌いの分かれるところになるのだと思うが、私にとってはそこが面白くもあり、読み進むのが惜しいような気分で遅々としてしまうところでもある。

今回のこの作品は特に時代背景が微妙で全く知らない過去ではないだけに読んでいる間、その時代を心の中で自分の知っているその同時代と照らし合わせながら読むことになってしまう。
途中から、それが不毛なことだとわかっても水面下を潜るその感情は、時に浮いてきて、新聞を読んでいるかのように絡み合う。
実際、当時話題になった事件なども様々な形で付随して、月が2つの世界というあやうい非現実的な春樹ワールドに足跡をつける。
物語の終わりは、あっけない。結着がつかないような状態で終わるのだが、この続きはそれぞれの読者が答えを繋げるべきなのだろうか。
こればかりは、読んだ人にしか解らないのかもしれない。
1Q84 BOOK 21Q84 BOOK 2
(2009/05/29)
村上春樹

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1冊目、とびきり濃密な内容を読み終えました。・・考えることが多く残り、頭脳が回転している音が聞こえそうでした。
そして、現在2冊目。ゆったりと味わうように読むつもりが・・!!

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今日の読書「街の灯」 北村薫

「街の灯」北村薫

最近、この作者のミステリーを読んでいなかった。読書にまつわる本は書かれていたようだが今回のように連作のミステリーは久しぶりだったので楽しみながら読んだ。時代も昭和初期という好みの設定も手伝って1冊またたく間に読み終えてしまった。この時代のやや複雑な階級社会の足跡を様々な文献をあたって描かれたようでとても細やかに銀座の街並みを思い浮かべることができた。時折、その風景の中に覗く不穏な空気に政情の不安定さを感じなければ震災後の日常とは思えない豊かな日々を送る“お嬢様たち”英子はベッキーさんに出会うことでその世界からほんの少しその空気を吸うことになっていく。ミステリーと言っても血なまぐさいそれとは違い、でもある意味ではそれよりも時に深いところをのぞかせてくれるような北村薫ならではの新しいこのシリーズの続編がもう楽しみになっている。
街の灯 (文春文庫)街の灯 (文春文庫)
(2006/05)
北村 薫

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昭和初期の街並ののなか、成長していく少女と彼女を誘うある運転手の物語・・といってもまずは、この世界に浸って欲しい。歴史は変わっても人の感情はそんなに変わらないのかも?

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今日の読書「青年のための読書クラブ」

「青年のための読書クラブ」桜庭一樹

クリスチャン系学院の一室に設けられた伝統あるこの「読書部」の歴史物語。

連作集の形を取った、過去、未来にいたるまでの「読書部」に所属する人々、それに関連する学園の、又、社会の話・・だろうか。

元々、新潮に2話ほど書かれた作品を軸に書き加えられて、この本は出来上がったらしい。
そう言われると、なるほど、中盤の作品の多少の違和感はそのためかも知れない。
しかし、1話目と最後の作品は、面白い符合をなしていると思った。あと、挿入されたこの学園の生い立ちは興味深かった。
どちらかというと、軽めの作品だったが読書好きには、魅力的な設定かもしれない。
個人的には、以前読んだ「赤朽葉家の伝説」のほうが好みだが、時にはこのような、作品も午後の公園での一揆読みにいいかもと思う。
特にラストの中野ブロードウェイにある読書カフェがおもしろく、もしあるならば一度は立ち寄ってみたくなる。
青年のための読書クラブ青年のための読書クラブ
(2007/06)
桜庭 一樹

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なかなか楽しめる小説でした。この作家さんは、本当に読書家なのでしょうね!と感服!

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本棚の入れ替え

「本棚の入れ替え」

最近、本を買いすぎている。と知っていながらもいずれ購入できなることを怖れて「やや、一般受けしない本」という自分の中のカテゴリーに属する本は見つけると買ってしまうのだ。
特に古本になるとその行為は、止まらない。

こうして、溢れかえる本を本棚に納めるために先日、やっと意を決して「売る本」「しまう本」の分類を始めた。私だけの本ではないので判断がむずかしい・・。
しかし、まあ、何とか本棚も落ち着きを見せ、少しづつ乱雑な部屋も「マシ」になってきたように感じる。
陰を潜めていた観葉植物も少しはホッとしていることだろうと思う。

なかなか捨てられない物のなかには、VHSという今は、所有物以外の何者でもない古くて手のつけられない困りものがある。
特に、TVの録画ものや何かが映っているもの。今のところ・・こちらは「保留」してあるが、どうにかしないと「広い部屋ではないのだから。」が家族の口癖。
わかっていても「どうにもならない」。

そういうことが、この頃多いな・・と気づき始めています。

読んでいる本
1Q84 BOOK 21Q84 BOOK 2
(2009/05/29)
村上春樹

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1冊目、とびきり濃密な内容を読み終えました。・・考えることが多く残り、頭脳が回転している音が聞こえそうでした。
そして、現在2冊目。ゆったりと味わうように読むつもりが・・!!

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今日の読書「リュクサンブール公園」「ウージェーヌ」レーモン・クノー

フランス詩人によるパリ小事典フランス詩人によるパリ小事典
(2002/05)
賀陽 亜希子

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詩という「形態」を敬遠しがちな人にもお奨めできる一冊!
特に「パリ」が好き・憧れがあるなら行かなくても・・この一冊があなたの思いを叶えてくれるかも?貴重な写真もある楽しく読める一冊です。

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